ずっと楽しみに待ってた300ですが、
いい意味で中身がなく、私は結構楽しめました。
まさにアクション、アクション!!!
ストーリーと言ったら、ほんとに
300人のスパルタの精鋭 VS ペルシャ軍ってだけですからね。
だから、人によっては途中でげんなりしちゃうかもしれません。
でも、こういう何も考えずに楽しめるのも、映画の醍醐味かと思いますし、
確かに首が吹っ飛んだり、血が飛び散ったりはしますけど、
私はSAWに耐えられる奴なんで、別にそれほどグロいとは思いませんでしたし…。
(おかしい?)
ってか、ほんとはもっとグロくなりそうなところを、うまく処理してたほうだと思います。
ただ、耐えられない人には耐えられないんだろうなぁ。
(私はエイリアンの、あのヨダレみたいなほうが耐えられないけど)
それと、マッチョが苦手な人にはほんとに厳しいかもしれません…。(笑)
マジで、裸祭りですからね。
でも、そんなわけねーだろ!?みたいな作戦や戦闘に、
現実味を持たせたのも、あの肉体だったとも思いますが。
スパルタの教えを徹底的に教え込まれて、それでいてあの肉体なら、
さすがに100万人に勝てとはいいませんが、あれぐらいのことはやれちゃうそうな気になりますもん。(笑)
映像は圧巻です。
流れるような戦闘シーンは、ほんと躍ってるみたいで優雅にさえ思えちゃいました。
ただ、CMでほとんど流れてしまってるのは残念だったかなぁ。
劇場でもっと驚きたかったよ。
さて、お目当てのマイケル君ですが、思いの他目立つ役で非常に満足でした。
マイケル君は、ステリオスという血気盛んな青年なんですが、
彼の夢は『名誉の戦死』
その夢を遂に叶えてくれる相手がペルシャ軍だったわけです。
大軍を前に嬉しそうに笑ってる彼が、印象的でした。
他にも重要な戦闘シーンでクローズアップされてたりと、ほんとおいしい役で。
しかも、最期にレオニダス王と言葉を交わすシーンがあるのですが、
ありきたりで予想もついた展開なんですが、ついついグッときてしまいましたね。(笑)
ラストも、思いっきりアメリカ映画だなぁという感じです。
でも私は、こういうのはむしろ大好きです。
どうも公開の前の評価は低いようですが、映画の感想は人それぞれ。
中身を求めるような映画でもないし、残酷なシーンも確かに多いけど
でも、残虐さを肯定してるわけでももちろんないし。
それに、これアメコミですからね。
サイやらゾウやら、謎の忍者集団やら、そんなのほんとに居たとか居ないとかも
そもそも問題じゃないわけですよ。
内容がどうこうじゃなくて、ただ楽しめばいいんだと思います。
楽しめない時は、『自分には合わなかった』ただそれだけのことですよ。
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